花粉症の治療
不幸にも花粉症になってしまったら、今度は治療ということになります。まずは「薬」をどうするかですが、実はこの薬が日常生活に影響を与えている可能性もあるのです。
花粉症の治療に使用されているのは抗ヒスタミン薬なので、眠気などの副作用を生じることがあります。こうして、日常生活において集中力や判断力など低下してくると、これは抗ヒスタミン薬の影響だと考えて、服用を控えるようになる人もいます。
もちろん、実は薬の影響だけの問題ではなく、くしゃみ、鼻づまり、鼻水などの影響も加わっているわけで、いずれにしても、日常の生活を取り戻すためにも、いろいろな対策をすることが大切です。
基本的に花粉症の経口薬は、風邪薬と共通で抗ヒスタミン薬、血管収縮薬が含まれている場合があり、併用することで血中濃度が上がり、これが副作用となる可能性を高めます。当然お医者さんと相談することになりますが、すべてがお医者さん任せではいけません。受け身の治療ではいろいろ不満が募ることもありますし、自分が理解・納得して治療に参加することも大切です。
そこで、自分自身でできる対策もお勧めすることになるのです。そうです、花粉症の時期にはお風呂を活用する、という表題になっていくのです。
花粉症のシーズンでは、外出すると花粉が髪、顔など主に露出部分に付着します。まず、花粉症の軽減のために花粉除去が大切です。そこで外出後はすぐに着替えるのは当然で、次にお風呂に入りましょう。お風呂でしっかり花粉を洗い流すわけです。お風呂には他の効果もあるのですが、とにかくしっかり洗い流すことが最初です。